こどもに英語の歌を聞かせたいけど、どの歌がいいの?
英語の童謡選びで悩んでいる、そんなあなたの悩みにお答えします。
小さい子どもの耳は大人と比べて非常に繊細。
幼いころに繰り返し聞いた曲や、手遊び歌は、大人になってからも忘れることはありません。
小さい子どもの英語教育に最適な方法が「英語の童謡」に慣れ親しんでもらう方法です。
現にイギリスの子どもたちも、童謡を「Nursery Rhymes(ナーサリー・ライム)」といい、赤ちゃんのころからプレイグループなどで繰り返し繰り返し聞き、遊びながらリズムや詩を覚えていくのです。
この記事ではイギリスにおいて、「本当に親しまれている童謡ベスト10曲」を紹介します。
1)Twinkle Twinkle Little Star(キラキラ星)
日本でもおなじみ「キラキラ星」が、「Twinkle Twinkle Little Star(ツィンクル ツィングル リトルスター」です。
18世紀末のフランスで生まれ、イギリス訳がされたことにより広まりました。
お母さんも子供も一緒に手をヒラヒラさせながら歌うのは英国でも日本でも同じです☆
2)Row, Row, Row Your Boat(こげこげお船)
「Row, Row, Row Your Boat(ロウ ロウ ロウ ユア ボート)」は、日本では「こげこげお船」で、19世紀のアメリカで生まれたといわれますが、英国でも定番。
赤ちゃんを対面でひざにのせ、ギッタンバッコンしながら歌います。最後の叫ぶ「あ~!」の時にコチョコチョで赤ちゃんニッコニコ!
3)If You’re Happy and You Know It(幸せなら手をたたこう)
「If you’re happy and you know it」は、日本では「幸せなら手をたたこう」で知られています。
少し日本版と違います。いちばんわかりやすそうな動画を選びました。「ホーレー!」と叫ぶのが子どもたちの一番のお気に入り。
4)The Wheels on the Bus(バスのうた)
子供がバスの運転手さん気分で歌えるのが、こちら。
手をタイヤのようにぐるぐるしたり、ワイパーのマネをしたり、、楽しい歌です!
5)Old MacDonald(ゆかいな牧場)
英語では、マクドナルドさんの農場ですが、日本では「いちろうさんの牧場」が舞台になっています。
「イーアイ・イーアイ・オー」の不思議なリズムと、動物たちの鳴きまねが子どもたちのこころをわしづかみにします。
6)Baa Baa Black Sheep(メェーメェー黒ひつじ)
妙に耳に残る歌がこちら。「Baa Baa Black Sheep」の「Baa(バー)」は、羊の鳴き声です。
ウールをもってますか?と聞かれた黒ひつじ、袋いっぱいのウールを3袋。ひとつはご主人さまに、ひとつは奥様に。そしてもうひとつは通りの少年に、という歌です。
7)One, two, three, four, five, Once I caught a fish alive(12345魚をつかまえたら)
1~10までの数字の数え歌です。
1.2.345、こどもたちはこのリズムで数字を覚えていきます。
8)Head and Shoulders, Knees and Toes(あたまかたひざポン)
「Head and Shoulders, Knees and Toes」は、日本で「あたまかたひざポン!」で知られていますが、少しメロディが違ってます。
あまたからつま先までつかって遊びながら覚えることができるこのうたは、英語圏の子どもたちも大好きな一曲。
9)Ten Fat Sausages Sizzling in a Pan(10本のふとったソーセージ)
フライパンでジュージュー焼いていた10本のソーセージ、2本ずつバーンと弾けていく数え歌です。
これ、メロディをつけずに「詩」のごとく歌ったりもしますが、「POP!」と「BANG!」の部分をびっくり言うとこどもたちはすごく喜ぶんですよね。
10)Down at the station(きしゃの駅)
朝早くの駅で汽車がくる様子を歌ってます。
さいごの「パフ、パフ、チューチュー、オフ ウィーゴー!(Puff, puff, toot, too Off we go)が癖になる歌。
機関車好きのこどもにうけます!
まとめ
以上、「【英語の童謡ベスト10】これを聞かせよう!有名な英語の歌10曲」について紹介しました。
紹介したYoutube動画は、BBC(英国放送協会)を基準に、なるべく実際に現地のこどもたちに親しまれている遊び方やメロディのものを選びました。
Youtubeなどで紹介されている歌の中には、かなり編曲されている曲も多く、原曲や実際に歌われているメロディとは違う歌もたくさんあります。
私が日本で子育て中、モヤモヤしたのは「英語の童謡の曲選び」でした。
日本で紹介されている英語の童謡の中には、現地でなじみのない曲が意外に多かったこと。
今回の記事で紹介した曲は、イギリス在住10年で、日本と英国で子育て経験のあるわたしがすすめる「イギリスで広く知られている童謡」です。
歌って、笑って、親子で一緒に遊べる歌は、人生の宝物となります。
この記事があなたのお役にたてば嬉しいです。アトリ